高速造型かつ確実な鋳型を
KDMの高い造型性を維持しつつ、砂入れステーションを分けることで高速化。
キャリアプレートに砂入れし、枠内に移送することで、通常のダブルスクイズよりも高い造型性を実現しています。
柔軟な発想から生まれたKDHは自動車部品、配管部品など量産ラインでの鋳物製品の製造に適しています。
KDH-3つの強み
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高精度な鋳型
ダブルスクイズ造型法で鋳型硬度が均一な高精度な鋳型を作ることができます。また、シンクロナイズド抜型機構を備え、角カケのない抜型が可能です。パターン面側スクイズストロークは枠高さの20%で、当社の特許技術です。高精度な鋳型のため、みきり可変が可能となりました。 -
砂質を選ばない
原理原則を重視した重力落下方式の砂入れで、熟成した砂を確実に金枠の中へ投入します。KDHは砂質を選びません。 -
シマ部の強度確保
当社が世界で初めて開発した先行スクイズとセグメントフット個別制御を組み合わせることにより、シマ部の強度確保が可能です。
「新ダブルスクイズ造型法」
特許 第3595320号 公開番号 P2002‐28754A
2002年1月29日公開
仕様
模型 | パターンプレート |
鋳型サイズ(最小) (mm) | 400×500 |
鋳型サイズ(最大) (mm) | 900×1050 |
鋳型高さ (mm) | 120~320 |
最速造型サイクルタイム (sec/mold) | 20 |
最速ラインサイクルタイム (mold/h) | 180 |
2ステーション方式
・肌砂、冷し金、ポケットサンド等の補助作業を定位置で実施可能です
・容易で迅速なパターンチェンジ機構
- 段取り時間の低減
- 自動造型機による試作も可能
- 多品種、少量生産に対応