お客様のパートナーとして鋳造工場を共に創りたい
「何かお困りのことはないですか?」
私たちがお客様を訪問する際に心に刻んでいる言葉です。
お客様のご要望をお聞きするところからすべては始まります。
当社は鋳造工場の設備計画から設計・調達・据付、試運転・操業まで一貫してサポートを行い、お客様に合わせたオーダーメイドの鋳造設備をパッケージとしてご提案いたします。私たちは鋳造品を生産する立場から、鋳造工場全体の建設・設備導入に対して提案することを大切にしています。
また、お客様との信頼関係が財産だと考えております。不安な事や疑問に思うことは担当営業までお気軽にお問合せ下さい。
設備導入の流れ
1
事業計画
お客様のご要望をお聞きすることからサポートは始まります。お客様の鋳造工場で実際に砂を触ることや、現在の工場を見せていただいた上で、これから設備を計画されるお客様への計画立案・検討を支援・ご提案いたします。また、お客様の工場に合わせたオーダーメイドの設備仕様をお打合せの中で決定していきます。豊富な据付実績があり、設備見学や実機を使っての造型テストなども必要に応じてご案内しております。
2
基本設計
設計を通して技術的課題や概略費用などを検討します。期間はプロジェクトの規模にもよりますが、大型案件では約1年にも及びます。お客様と密なコミュニケーションを取りながら進める必要があるため、担当営業が定期的にお伺い致します。ご不明な点をお気軽にお問い合わせできるような信頼関係づくりを大切にしております。
3
詳細設計
KANAMORI SYSTEMの設計業務は全体にわたってマネジメントを図る計画者を中心とした連携プレーとチームワークで進行致します。機械設計と電気設計に分かれて設備設計します。時には建設地の自然条件(地盤、地形、地質、温度等)を考慮して設計を行います。当社の実績と経験は社内に集約されており、常に最新最適な仕様となっています。
4
調達
調達業務は、プロジェクトとの連携を密にしながら設計と組立の橋渡しをするという非常に重要な役割です。主な業務内容は、機器資材の発注、発注後の製作工程管理、品質管理(検査等)、現場までの輸送業務から成り立ちます。設備計画を計画通りに遂行するためにサプライヤーに発注した機器資材を納期通りに現場に到着させる重要な業務です。
5
製造
KANAMORI SYSTEMには社内に製缶加工・機械加工を行う製造部があります。厳しい品質検査があるため部品の品質が安定しており、スムーズに部品を供給することが可能なため、お客様に安心して鋳造設備をお使い頂けます。
6
社内組立
現地での工事期間を短くし、お客様の生産体制にあわせた垂直立ち上げを可能にするために、私たちは社内組立でほぼすべて実際に組み立てを行います。
現地でのレイアウトに準じた形で組み上げ、新設設備内の干渉や既設設備との干渉が問題ないか等チェックを行います。
現地でのレイアウトに準じた形で組み上げ、新設設備内の干渉や既設設備との干渉が問題ないか等チェックを行います。
7
社内試運転
社内工場での設備組立が終わった後、試運転で動作を確認します。
油圧やエアによるシリンダの動きの確認、電気系統及びプログラムの動作チェックを行い、現地で発生する問題点を洗い出します。
特に鋳造システムの要である造型機については、お客様の立ち合いの元、鋳型の品質を確認していただく「造型テスト」を実施しております。造型ラインもお客様に仕様を確認して頂いた後に納品させて頂きます。
各々の機器は社内試運転終了後に解体し、お客様の工場へ順次輸送します。
油圧やエアによるシリンダの動きの確認、電気系統及びプログラムの動作チェックを行い、現地で発生する問題点を洗い出します。
特に鋳造システムの要である造型機については、お客様の立ち合いの元、鋳型の品質を確認していただく「造型テスト」を実施しております。造型ラインもお客様に仕様を確認して頂いた後に納品させて頂きます。
各々の機器は社内試運転終了後に解体し、お客様の工場へ順次輸送します。
8
解体・撤去
お客様の既存の工場に、新しい機械を導入する際に、今まで使われてきた設備の解体・撤去を行います。
お客様の要望を聞き、工場内を正確に観察して、引き続き使用する機械、基礎やピット等の部分と、解体する部分の境界を明確にし、どのような順番で解体し撤去するか等、事前に綿密な計画を立てます。
最善の方法を検討・提案しながら慎重に作業を進める事が重要です。
お客様の要望を聞き、工場内を正確に観察して、引き続き使用する機械、基礎やピット等の部分と、解体する部分の境界を明確にし、どのような順番で解体し撤去するか等、事前に綿密な計画を立てます。
最善の方法を検討・提案しながら慎重に作業を進める事が重要です。
9
現地据付工事
現地据付工事は工事遂行のための受入準備である現場の事前調査、現場事務所の設立から始まります。その後、機械の据付、配管・機器の設置、電気・制御システムの配線・保温・塗装等、プラントの完成までが現地据付工事です。安全に対する高い意識を持ち、無事故・無災害で工事を終える事を最も大切にしております。
10
現地試運転
現地組立が完了した後、操業の前に試運転が行われます。試運転は、鋳造設備が設計仕様に従って動作することを確認することを目的としています。また、お客様に実際に製品を使っていただく上で重要な操作方法などを担当SVからお伝えさせて頂きます。試運転の達成は顧客満足と利益に直接結びついているため、プロジェクトの最も重要な任務であると考えています。