暮らしを支える
鋳造設備が出来るまで
「鋳造を支える仕事」それは鋳造製品を使う暮らしを支える仕事です。
車のエンジン、水道のバルブ管等身近なところで生活を支える、鋳造製品を生み出す設備を私たちは作っています。
高精度の鋳物づくりが安心な生活を支えると信じて、私たちの仕事のこだわりを鋳造設備ができる流れに沿って紹介していきます。
1人1人が自ら考え
世界一の鋳造設備を創り上げる
カナモリシステムは設備メーカーとしては小規模。1年に受注できる設備の数は限られています。
その中で最大限にお客様に満足頂くため、計画から据え付けまでを社内で一貫して行い品質を保証。
更に試運転を社内で行うことで早期に問題点を発見し、現地での立ち上げ期間を最低限に抑えています。
1人1人が自ら考え、最大限のパフォーマンスを発揮することで、世界をリードする鋳造設備メーカーとして走り続けることができるのです。
お客様のことを知る事が
事業計画の第一歩
お客様の鋳造工場を何度も訪問し、やり取りを重ねる中でお客様の要望を汲み取り、何通りもの提案をしていく中で事業計画を形にしていきます。
まだ世の中に存在しない理想の設備を想像し、形にしていくことが私たちの誇りです。
事業計画の主役は営業技術
お客様と会社を繋ぎ、
Win-Winの関係を目指す。
営業や営業技術の仕事は、お客様と会社を繋ぐ仕事です。事業計画の段階でお客様の要望を汲み取りながら、私たちの提案をしていくのは難しいと感じることが多いです。ですが、まだ形になっていないものをプロデュースしていく過程には喜びを感じます。
ある案件でお客様から「最初はカナモリ側の言葉が多かったが、最後は私たち側の言葉を言ってくれるようになったね。」といった事を言われました。
やり取りを重ねる中で、お客様に信頼していただき、それがお客様の目指す理想の設備として形になっていく事、それが私たちの一番の喜びです。
お客様から頂いた課題が
技術革新につながる
出来る限り要望を実現させようとする中で、時には無理難題を引き受ける事もありますが、その難題を解決したときに革新的な技術が生まれます。
お客様から厳しい課題を頂く事で、鋳造設備のリードカンパニーとして成長を続けることができるのです。
設計の主役は技術部、機械設計・電気設計
1人1人が責任を持って、
課題解決に取り組む。
限られた時間で検討・改善を繰り返し、たくさんの線が重なって図面は完成します。
それが部品として形になり、設備が組みあがっていく。その為の道筋を示すことが私たちの仕事です。
組みあがった設備がお客様の工場で動き出すまでにはもちろん様々なトラブルが発生します。それらを一つ一つ解決する方法を考えるのも私たちの仕事です。技術部は比較的少人数のチームですが、1人1人が責任を持って課題解決に取り組む事で理想の設備を実現していきます。
プロジェクトを計画通りに進め
顧客満足度を高める
主な業務内容は、機器資材の発注、発注後の製作工程管理、品質管理、現場までの輸送業務から成り立ちます。
毎回異なる設備計画を計画通りに遂行するために、サプライヤーに発注した機器資材を納期通りに現場に到着させ、迅速な立ち上げをサポートします。
調達の主役は生産管理
カナモリシステムの
縁の下の力持ち。
設備計画は必ずにスムーズに進まなければならない。急なトラブルも必ずスピーディーに対応しなければならない。その「必ず」を確実に守るのが生産管理の仕事です。あってあたりまえの存在ですが、私たちがいなければプロジェクトは進みません。
コスト管理や工数管理も私たちの重要な仕事。図面を見て、いかに安くできるか、スピーディーにできるかを指摘し、技術部が設計した理想を現実にしていく為の視点が求められます。
わがままな設計や組立を見えないところでサポートしていく、カナモリシステムの縁の下の力持ちが私たち生産管理です。
一つ一つの部品の精度が
設備全体の精度を高めていく
何千点もの部品が組み合わさって鋳造設備はできあがりますが、その一つ一つを私たちが作っています。
一つの部品では小さく見える寸法のズレは、それらが組み合わさった時に大きなズレとなってしまいます。
その為に厳しい品質検査を行い、品質を安定させスムーズに部品を供給することで、設備全体の品質を高めていきます。
製造の主役は製缶加工・機械加工
一つとして同じものが無い部品を
この世に生み出すやりがいと責任。
私たち製造部の仕事は鋳造設備の部品を作る事。鋳造設備はとても大きいです。その部品を作り出すため、溶接で組み上げたり、加工する設備も巨大です。
しかも多くの部品を一から作り上げる必要がある為、一般的な製缶・加工屋とは異なる技量が求められます。
カナモリシステムの作る鋳造設備は一つとして同じものはありません。
製造部の作る部品も毎回異なりますが、だからこそやりがいを感じる仕事です。
社内工事・試運転は
お客様をイメージし、問題点を洗い出す仕事
いきなり現地で組み上げていくのではなく、まずは社内工場で一度組み立て、試運転を行います。
この段階でどれだけ問題点を洗い出せるかが、スムーズな立ち上げのカギとなります。
お客様の下での使用をイメージし、あらゆる想定のもとでテストを行っていくことで、最終的に満足していただける設備を目指します。
現地据付・試運転では
迅速かつ柔軟に設備の立ち上げを目指す
据付工事は既設設備の解体や各種工事と並行して行う為トラブルも多いですが、納期を守る為に柔軟に対応し迅速な立ち上げを実現します。
実際にお客様が作る鋳物での造型テスト等を行い、社内試運転では見えなかった問題点を見つけ、鋳造設備としての完成度を追求していきます。
据付工事では現地の業者様との連携も重要です。慣れない環境でコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを進める能力が求められます。
社内工事・現地工事の主役は組立・電気設計
設備の完成度は
あらゆる鋳物の品質に繋がっている。
鋳造設備は設計段階ではまだ紙や画面だけのもの。それを実際に組み立て、動かしていくのが私たちの仕事です。
線の集まりが設備として一つ一つ組みあがっていき、お客様の下で鋳物を生み出していく様子を見届けたときにカナモリシステムの全ての社員の苦労が報われます。その最終仕上げをする重要なポジションを担うことには責任を感じますが、その分やりがいを感じます。
操業が始まった後もトラブルに対応し、お客様の生み出す鋳物の品質を保証する為に私たちの仕事は続きます。
すれ違う車や日常で目にするあらゆる鋳造製品を見るたびに、自分の仕事に誇りとやりがいを感じます。
総務部の仕事
働く皆を笑顔で支える
総務部
社員の笑顔を増やしたい!会社に訪れる人も笑顔にしたい!そんな気持ちで、元気に明るく業務に取り組んでいます。総務は皆さんが働きやすいようにサポートする業務です。仕事は多岐に渡り、社員からの「ありがとう」の一言が仕事の活力になります。今後必要となるグローバル化、多種多様性に対応できる制度の構築や、新たにグループウェア等を導入して社員がコミュニケーションを取りやすく仕事がしやすい環境を構築していきます。